蓄熱式暖房機(一部終了)


蓄熱式暖房機について

 
現在蓄熱暖房機の業界では生産を打ち切ったり、販売そのものを終了してしまったものがあります。
今まで販売しておりましたユニデールの蓄熱暖房機も、2021年4月をもちましてすべての機種の販売が終了します。
日本スティーベルの蓄熱暖房機もその一つで、AEGブランドのサポートに関しては2018年12月末をもって、AEGブランドの暖房商品の販売を終了しています。
そのため修理やメンテナンスにつきましてもWebからの修理依頼、もしくは電話、ファックス、メールでの依頼をお客様から直にしていただく必要性があります。
当社では蓄熱暖房機の販売設置はまだ行っておりますが、現状はユニデール(ディンプレックスジャパン)のみ施工を行う形でご依頼を受けております。※2021年4月迄
輸入製品になりますので、今後も方針転換で販売が打ち切られる可能性もありますことをご留意ください。
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電気代を安く抑えつつエアコンと同等以上に室内を暖めることができる排気の無い暖房機です。
 
蓄熱するためには前の日の夜間(夜11時~翌朝7時)に蓄熱するために、使い方次第では放熱のし過ぎにより夜間までの蓄熱量が不足する事があります。
レンガに蓄熱した熱をファンにより送り出す(自然対流タイプを除く)機構になっていますので、レンガが冷めてしまう事によって温風を送り出す事ができなくなってしまいます。
 
ワンシーズン使うことで使い方が分かるようになりますので、温度設定とタイマーをうまく利用することで電気代を抑えながら効率よく室内を暖めることができます。
 
蓄熱式暖房機を選ぶ上で大切なのはその部屋に対する容量の大きさです。
暖房機本体が大きすぎると、シーズン最初に初めてレンガを温めはじめるとき、より多くの電気料金もかかる上に、重量も増えるので床の補強などが必要になります。
※電気的な容量も増えますので、電気工事費用もご家庭の状況によって変動します。
 
逆に部屋の大きさに対して導入する暖房機の容量を少し控えめなものにした場合、今度はレンガに蓄熱する熱量が足らなくなってしまい、夜には冷たい風しか送風しかしない。
そのようなお話をお客様からお伺いしたことがあります。
 
蓄熱暖房機は高断熱・高気密住宅にもっとも適しています。
住宅自体の断熱性能がたければ高いほど気密もよく、一つの蓄熱式暖房機でこの飛騨地方の寒い環境でも全室を温めることが可能です。
既存住宅でも窓を二重サッシにしたり、換気口や換気扇をシャッター付のものに変えるだけでも著しく効果が変わってきます。
ちょっとした対策で2割は光熱費が安くなる方向へと変わりますので、導入を考えられている方は断熱効率を上げる対策も同時に行う事をお勧めします。
 


蓄熱式暖房機の工事について

 
新規に導入する場合には、必ず電気工事が必要となります。
また、エコキュートと同じく深夜電力(日中よりはるかに安い)で蓄熱しますので、中部電力との契約を、深夜電力契約へ変更させていただく場合があります。
※蓄熱暖房機は夜間に大電流を使用しますので、引き込み配線を太い線へ交換する場合があります。
 
蓄熱暖房機は蓄熱を行うため、内部の蓄熱構造にレンガを使用しているために、かなりの重量が床へと掛かります。
そのため、設置する床の補強が必要になる場合もありますのでご了承ください。
また、地震などでも倒れるなどの事例も報告されているようです。
当社での設置時には、壁と暖房機本体との間に倒れ防止の補強材などを設置して対応しています。
 
後々蓄熱暖房機を設置できるように電気工事をされているご家庭もあると思いますが、暖房機はお客様支給で設置工事のみという場合でも施工を承ります。
 

蓄熱式暖房機の施工写真

蓄熱式暖房機の電源施工写真

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